育休2年を取って変わった、お金と暮らしへの向き合い方
育休を取る前は、仕事と日々の生活を回すことに精一杯で、暮らしやお金について深く立ち止まって考える時間はあまりありませんでした。
もちろん、その時なりに家族のことは考えていたつもりです。
でも、育休を2年取って家で過ごす時間が増えたことで、これまで見えていなかったことがたくさん見えるようになりました。
毎日の支出のこと。
家族にとって本当に必要なもの。
暮らしやすさとお金のバランス。
そして、これからどんな生活をしていきたいのか。
特に大きかったのは、収入が減り、貯金を取り崩して生活する中で、給料だけに頼って暮らしていることの不安定さを強く感じたことです。
そのとき初めて、「このままではダメだ」と本気で思いました。
育休の時間は、単に子どもと向き合う時間だっただけでなく、暮らしとお金の土台を見直す時間でもありました。
今回は、育休2年を経験して変わったことを書いてみたいと思います。
育休を取る前は、毎日を回すことで精一杯だった
育休を取る前は、仕事をしながら毎日を回すことで精一杯でした。
その中でも、家族のために頑張ろうという気持ちはもちろんありました。
ただ、目の前のことで手いっぱいになると、暮らし全体やお金の流れを落ち着いて見直す余裕はなかなか持てません。
必要なものを買う。
今の生活に合わせて選ぶ。
その判断自体は間違いではなかったと思います。
でも今振り返ると、もっとゆっくり考えられていたら、違う見え方もあったのではないかと思うことがあります。
育休は、そうした日々の流れの中で見えにくくなっていたことを、改めて見直すきっかけになりました。
家で過ごす時間が増えて、暮らしの実態がよく見えるようになった
育休に入って家で過ごす時間が増えると、暮らしの細かい部分が以前よりよく見えるようになりました。
どこにお金がかかっているのか。
何に意外と手間がかかっているのか。
逆に、なくても困らないものは何か。
仕事中心の生活の中では気づきにくかったことも、家で過ごす時間が長くなることで、少しずつ見えてきました。
たとえば、毎月当たり前のように払っているものでも、本当に今のわが家に合っているのかを考えるようになりました。
家計のことは数字だけで見るものではなく、実際の暮らしと一緒に見ていくものなんだと感じるようになったのも、この頃です。
収入が減って初めて、一つの収入源に頼る怖さを知った
育休中に特に大きかったのは、収入が減ったことです。
収入が減る中で、貯金を取り崩しながら生活していく場面もありました。
そのときに強く感じたのが、わが家の生活が給料という一つの収入源に大きく依存していたことでした。
それまでも何となく分かっていたつもりでしたが、実際に貯金が減っていくのを見ると、その不安定さが急に現実味を持って迫ってきました。
正直、怖かったです。
「もしこの収入がさらに減ったらどうなるんだろう」
「会社からの給料だけで成り立つ生活は、本当に安定していると言えるんだろうか」
そんなことを考えるようになりました。
そしてそのときに、このままではダメだと思いました。
ただ生活を回すだけではなく、まずは家計を最適化すること。
そして、会社以外の収入源を持つこと。
収入を分散させること。
それはお金を増やしたいというだけではなく、精神的な安定にもつながることだと感じました。
さらに言えば、自分のためだけではなく、家族が安心して幸せに暮らしていくためにも必要なことだと思うようになりました。
お金を使う基準が「自分」から「家族」に変わった
育休中に大きく変わったことのひとつが、お金を使う基準です。
以前は、どちらかといえば自分が便利か、自分が欲しいか、自分が満足できるかという目線が中心だったところもありました。
でも家族と過ごす時間が増える中で、自然と考え方が変わっていきました。
この支出は家族にとって意味があるか。
今のわが家にとって無理のない選択か。
暮らしが少しでも楽になるか。
長く見て納得できるか。
そんなふうに、判断の中心が「自分」から「家族」へ移っていった感覚があります。
それは我慢というより、優先順位が自然に変わったという感じに近いです。
育児をしていると、想定外の出費が本当に起こる
子どもと暮らしていると、毎月の生活費だけでは見えない、突発的な出費もあります。
たとえば、わが家が賃貸マンションに住んでいたときには、防音対策のためにリビングと廊下へ防音マットを敷きました。
それだけで10万円ほどかかりました。
もちろん必要だと思って決めた出費です。
でも実際には、そのお金を貯金から取り崩して出すことになり、かなり不安を感じました。
子どもがいる暮らしでは、こうした「急に必要になる出費」が思っている以上にあります。
しかも、それはぜいたく品ではなく、生活を成り立たせるために必要な支出であることも多いです。
だからこそ、ただ毎月の収支を見るだけでは足りず、想定外の支出にも耐えられる家計をつくることの大切さを実感しました。
家計改善や固定費の見直しを考えるようになった
育休中は、収入や支出のバランスについても以前より意識するようになりました。
普段通りにお金を使っていても、家族が増え、生活のステージが変わると、今までのやり方が合わなくなることがあります。
だからこそ、家計全体を見直す必要があると感じました。
そこで意識するようになったのが、家計改善と固定費の見直しです。
毎月の支出は、一つひとつは小さく見えても、積み重なると大きな差になります。
しかも固定費は、一度整えることで、その後の安心感にもつながります。
収入を増やすことはすぐには難しくても、家計を整えることは今すぐ始められることでもあります。
育休の期間があったからこそ、日々の支出をなんとなく流すのではなく、わが家に合った形に整えていこうと思えるようになりました。
暮らしやすさとお金は切り離せないと感じた
育休中に強く感じたのは、暮らしやすさとお金は別々のものではないということです。
節約だけを考えると、ただ支出を減らす方向に意識が向きがちです。
でも実際の生活の中では、使うべきところに使わないと、かえって暮らしにくくなることもあります。
反対に、見直せるところをそのままにしておくと、毎月の負担がじわじわ積み重なっていきます。
大切なのは、
- どこにお金をかけるか
- どこは見直せるか
- 何を優先するか
を、暮らし全体の中で考えることでした。
育休の時間があったからこそ、単なる節約ではなく、暮らしを整えるためのお金の使い方を意識できるようになったのだと思います。
育休の経験は、住宅購入や大きな買い物の考え方にもつながった
育休中に身についた「わが家にとって本当に合うかを考える視点」は、その後の大きな買い物にもつながっていきました。
家や車のように金額の大きいものは、目先の価格や見た目だけでは決めきれません。
むしろ、家族にとって無理がないか、長く見て納得できるか、暮らしに合っているかを考えることが大切だと感じています。
住宅購入を考えるときも、ただ高い・安いではなく、
- 今後の家計に無理がないか
- 家族にとって暮らしやすいか
- 長く見て納得できる選択か
という視点が強くなりました。
育休の経験は、日々の家計だけでなく、こうした大きな判断にもつながっていると思います。
育休を取ったからこそ見えたことを、このブログで発信したい
育休2年の経験は、単に仕事を離れていた時間ではありませんでした。
子どもと向き合い、家族と向き合い、そして暮らしとお金のことを見直す時間でした。
その中で感じたことや考えるようになったことは、今の自分の価値観の土台になっています。
特に、収入が減ったことで一つの収入源に頼る不安定さを強く感じたこと、そして家計を整えることの大切さに気づいたことは、とても大きな経験でした。
だからこそ今は、家計改善だけでなく、収入源を分散することや、会社以外の収入を持つことにも関心を持つようになりました。
このブログでは、そんな実体験をもとに、家計改善、固定費の見直し、ポイント活用、住宅購入、大きな買い物の考え方などを、同じように家族の暮らしを大切にしたい方に向けて発信していきたいと思っています。
特別な知識があるからではなく、生活の中で考えてきたことだからこそ、伝えられることがあると思っています。
おわりに
育休2年を取ったことで、子育てだけでなく、暮らしやお金への向き合い方も大きく変わりました。
家で過ごす時間が増えたからこそ見えたこと。
家族と向き合う中で変わった優先順位。
そして、収入が減る中で、一つの収入源に頼ることの怖さを知ったこと。
そうした経験を通して、家計を整えることの大切さや、収入源を分散する必要性を強く感じるようになりました。
それは、ただお金を増やしたいからではなく、家族が安心して暮らしていくために必要なことだと思っています。
これからもこのブログでは、同じように家族の暮らしやお金を大切にしたい方に向けて、実体験をもとに少しずつ発信していきたいと思います。
